東洋繊維興業株式会社は、ありそうでなかったアイデアを、形にする製造メーカーです。

会社方針

ころばぬ先の技術力
あらゆる変化に対応できる精神力、生産切替に負けない体力。
・品質判定力をつける（わかる）
・機械を直す（出来る）
・新しいやり方になじむ（わだかまらない）　

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商品開発へのこだわり・・・人に優しいものづくり

「自立できる商品作りを目指して”新商品作り”を楽しむ。」

創業は1947年（昭和22年）。
メリヤス肌着やポロシャツ、Tシャツなどのカットソーの縫製を本業とする会社でした。当時、厳しいとはいえ肌着加工の仕事は、安定していて問題はない。しかしこの仕事をしている限り、自社商品を開発することはできない。縫製工場が自立するためには自社商品を持たないと将来は厳しくなる。

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1999年（平成11年）、津山市は、地元の産業活性化をめざして、「つやま新産業開発推進機構」が設立。弊社が所属する繊維グループは人にやさしい介護衣類にターゲットを絞って商品の開発を始めました。

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そんな中で、2001年（平成13年）に生まれた新商品が、片手で負ける「ミフラー（マフラー）」や、楽に脱着できる「ミポロ（ポロシャツ）」でした。このミフラーという商品が、あるキッカケで大ブレークを巻き起こし、全国から注文が殺到、直販で発送業務が必要になり、新たにオリジナル商品の会社を設立することになるほどの人気商品になりました。産学連携の利用で、商品開発の可能性が大きく膨らみました。
こうして、「人に優しいものづくり」がスタートいたしました。

「縫製工場が自立するためには、自社商品を持たないと厳しい！」未来を見据えた経営者の視線。

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ミーテブランド 誕生の歴史

	■商品開発エピソード■ 地元（岡山県津山市）にある産官学の商品開発に携わり、新商品の開発を進める中、ある女性メンバーから「夏でも足が冷えてつらい！何かいいもの作ってよ！」という声に背中を押されて、1999年（平成11年）レッグウォーマーの開発に取り組むんでおりました。 レッグウォーマーは、町中のどこでも売られておりましたので、同じようなものを作るのでは意味がありません。今までにない特徴をもってものを考えることにしました。
	当時は、 レッグウォーマーは冬につけるアイテムでして、今でいうスキニーやストレートジーンズの上から足元を演出させるファッション感覚のものに人気がありました。 しかし、私たちは既存のレッグウォーマーではなく、足冷え対策商品として保温性にこだわり、オールシーズン「素足（ふくらはぎ）に着けられるもの」を目指しました。 呼び名も、レッグウォーマーではなく「ふくらはぎ」にして ”ふくらはぎウォーマー”という名前にしました。
	商品開発のテーマが”人に優しいもの”であったので、ウォーマーには優しいはき心地で”着圧を抑えた締め付け感のないもの”を目指しました。 締め付けないために、ゴム部をゆるく作ることは難しいことではなかったのですが、ただゆるいだけではずり落ちてしまい、当初は不人気でした。 「締め付けない、ずり落ちない」は”ゆるい”と”締め付け”という相反する性質をもつウォーマーであるため、すぐに解決策に行き詰まり大変苦労しました。 それでも径（周囲）の大きさ、ゴムの強さ、ゴムの入れ替え具合、などの条件を少しづつ変えながら、約３年間、試作と試着を繰り返しました。
	その結果、2002年（平成４年）、現在の「履くとふくらはぎの形に形状変化して止まる”締め付けないでずり落ちない”」独自の編み構造がやっと完成しました。 その年の9月発売に向けて、ふくらはぎウォーマーのネーミングを募りました。  ふくらはぎウォーマーのネーミングは、インターネット公募を使いました。 当時（平成15年）は、こういった企画が多く、ネーミング募集も全国から約4000件の応募がありました。 その中から、かわいくてすぐに憶えられそうな名前「ミーテ」を選びました。 「ミーテ」はイタリア語で”温かい”という意味です。 ふくらはぎは「ミーテ・ミーテ」として広く販売されることになりました。
	■脚光を浴びる「ミーテ」ブランド■ ・2004年（平成16年）・・・・ラジオショッピングで紹介 ・2008年（平成20年）・・・・雑誌掲載 ・2010年（平成22年）・・・・雑誌掲載、TVショッピングなどのメディアに進出 以降、2017年、皆様のおかげでミーテシリーズは販売総数43万足以上を突破しております。